映画を全然観なくなったエオタによる、枯れた映画批評「2012」
コピーのコピーのコピーが氾濫し、消費することでしか存在理由が見出せないダメコンテンツの旺盛。
それでも人は時間つぶしというお手軽さに色めきあい、グリーやモバゲが金を効率よく徴収するシステムを確立し
それに我も倣えと追随する。断言するが、何かを得るためには相応の時間という対価や素養というものが必要なのだ。
日本の新潟に銃国産ワイナリーが生まれ繁盛しているんだが、そこは団体客禁止、子供禁止と客にルールを強要する。

面白いから、皆がやってるから(再放送のたびに「ラピュタ」を見て喜んでコメントするバァカとか)などとの曖昧な
理由からからではなく、ダイヤモンドは陰影があってこそ美しいとするならば、本物に至る道に影があるほどに、
それは本物足りえるのではないか。ガラス玉を本物と思い込まなくてはならない人間ほど、心のさもしい豚はいない。
メーテルリンクの「青い鳥」では幸せは身近にあるといったが、んなもん外に出るつもりもないブタの逃げ口上だよな。b
(yrloeq) 2011-12-09 09:49:57作成 2024-11-19 12:26:08更新 243投票 63有効票 106気になる 142興味無い 3857参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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5. 『ドライブ』についてのコメントGoogleYouTube


まぁクライムムービーとしての流れは(誰が黒幕なのかトカ)超ありきたりで、ちっとも面白くないけど、寡黙な男が惚れた子持ち&旦那持ちのために
損な役回りをするという任侠映画としては優秀な映画であろう。銃は使わずにドライブテクで敵を蹴散らす所がクールポイント。
セリフほぼなし表情のみの演出、凝った構図が冴え渡っており、敵の車がクラッシュするのを自車の背後ミラーから2秒ほど描写するだけで済ませたり
監督の俺の視点カッコイイだろってな世界が広がる。まさにこの監督じゃなければ、ただの凡庸な映画の一つになっていたのは間違いない。
(ちなみにデンマーク人のニコラス・ウィンディング・レフン監督を主演のライアン・ゴズリングが逆指名して、この作品は出来上がっている)
ライアン・ゴズリングはヌボーってしててメイキングや前出演作を見る限りはキモさは健在なんだけど、映画の中では超カッコヨクなっていてビックリだ。
ただヤクザとのカーアクションはもうちょっと派手でも良かったんじゃないかなぁ。現実はあんなもんなんだろうけど、1シーンくらいは映画的なドハデに
してほしかったよ。頭脳戦はオープニングから散々見てるんだからサ。良作だよ。
[#1](puojgt) 2012-10-05 04:29:35
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