映画を全然観なくなったエオタによる、枯れた映画批評「2012」
コピーのコピーのコピーが氾濫し、消費することでしか存在理由が見出せないダメコンテンツの旺盛。
それでも人は時間つぶしというお手軽さに色めきあい、グリーやモバゲが金を効率よく徴収するシステムを確立し
それに我も倣えと追随する。断言するが、何かを得るためには相応の時間という対価や素養というものが必要なのだ。
日本の新潟に銃国産ワイナリーが生まれ繁盛しているんだが、そこは団体客禁止、子供禁止と客にルールを強要する。
面白いから、皆がやってるから(再放送のたびに「ラピュタ」を見て喜んでコメントするバァカとか)などとの曖昧な
理由からからではなく、ダイヤモンドは陰影があってこそ美しいとするならば、本物に至る道に影があるほどに、
それは本物足りえるのではないか。ガラス玉を本物と思い込まなくてはならない人間ほど、心のさもしい豚はいない。
メーテルリンクの「青い鳥」では幸せは身近にあるといったが、んなもん外に出るつもりもないブタの逃げ口上だよな。b
それでも人は時間つぶしというお手軽さに色めきあい、グリーやモバゲが金を効率よく徴収するシステムを確立し
それに我も倣えと追随する。断言するが、何かを得るためには相応の時間という対価や素養というものが必要なのだ。
日本の新潟に銃国産ワイナリーが生まれ繁盛しているんだが、そこは団体客禁止、子供禁止と客にルールを強要する。
面白いから、皆がやってるから(再放送のたびに「ラピュタ」を見て喜んでコメントするバァカとか)などとの曖昧な
理由からからではなく、ダイヤモンドは陰影があってこそ美しいとするならば、本物に至る道に影があるほどに、
それは本物足りえるのではないか。ガラス玉を本物と思い込まなくてはならない人間ほど、心のさもしい豚はいない。
メーテルリンクの「青い鳥」では幸せは身近にあるといったが、んなもん外に出るつもりもないブタの逃げ口上だよな。b
項リスト(更新順)
タンタンの冒険/ユニコ-ン号の秘密(5) ベルセルク黄金時代編 パート2 ドルドレイ攻略(13) ヱヴァンゲリヲン:Q(15) 哀しき獣(2) テンヨのビミサン(1) >自称洋楽ファンあるある(2) ブルート(1) スヌーピー(1) キューピー(1) デーモン閣下(1) 和田アキ子(1) マクドナルド・エデュケーショナル(1) ドライブ(1) サンクタム(3) マジックツリーハウス(3) ...他69項
タンタンの冒険/ユニコ-ン号の秘密(5) ベルセルク黄金時代編 パート2 ドルドレイ攻略(13) ヱヴァンゲリヲン:Q(15) 哀しき獣(2) テンヨのビミサン(1) >自称洋楽ファンあるある(2) ブルート(1) スヌーピー(1) キューピー(1) デーモン閣下(1) 和田アキ子(1) マクドナルド・エデュケーショナル(1) ドライブ(1) サンクタム(3) マジックツリーハウス(3) ...他69項
カジノ:8 クォンタム:ゴミ スカイフォール:5
劇中のミッションを失敗しまくる今度の007はマヌケ印。一生懸命カッコツけてはいるが、悪役であるバビエル・バルデム~新Q&首相つきの新ボスからもバカにされっぱなし。
どうやらダニエルボンドがロートル化している設定のようでスパイ資格試験も40点で失格、所々に老兵的な古~い体質の象徴のように描かれていることに違和感が。
しかし、これこそが本作のテーマ。「スパイ作品として他の作品にクオリティ面で大きく水をあけられた007。こんなド古い映画に未来はあるのか?」という点を作品ファンが
作ったらどうなるかという。作品愛と現在作品としてのリアルへのあり方がチグハグしていて作品としては大失敗(リアル系作品を目指しているのに車に銃が仕込んであるとかサー)。
ボンドの過去とかどうでもよくね? そんな個人的な感情へのリアルアプローチいらねーよ。女王陛下の名前が出てきてないのがイギリス的じゃなくてガッカリだわ。b
サムメンデスの映像センスと007の相性は良く、世界各国を観光名所めぐりと思わせる小奇麗映像や、これまた女に無意味にモテる所、
そういった持ち味だけじゃあ作品は面白くならないよねって点を製作者が分かっているか、、いないのかが分からない点。
脚本上ではボンドの必要性と老いぼれ感を突っ込んでいるのに、映画の中の人間関係やオチにはそれらがむしろ排除されていて、007のボンドっぽさが出ている所とか。
クールなボンドに息切れするシーンを同時に挿入する意図って何よ?(これでダニエルボンドがおしまいってなら分かるけど、次回作の契約は終わってるからそうじゃねーし)
ボンドの反逆児的な面やイギリス人特有の愛国心などが見えないのが世界市場を見据えた現代っぽい改変なのだろうが、そういった下地がシカトされている現状では
やはり肉弾戦メインのスパイは必要なのか?という問いは空洞化するしかないと思う。ボンドのアイデンティティを彼の過去の話に求めたり、舞台がスコットランドに集約されたりと
個人的な面にシフトせざるえないということが、国のために死ぬのも仕事のうちであるスパイの現実から目を背けているとしか思えない。
バビエルバルデムを見捨てたことをQが聞かれてもいないのに弁明するシーンがあるが、こんな言い訳なんて必要ない。どちらが正しいかなんてどうでもいい。どちらが効率的かこそ重要だ。
死と隣り合わせである危険な香り・・・だけではスパイのカッコよさはもはや維持できないし、そこがファンタジーでしかないことは既に観客は知っている。
止まらない荒唐無稽化は作品を陳腐にしてしまった。それがダニエル以前のボンド映画だ。それから脱却したいけど、それじゃあ007にならないし・・・そんな葛藤が見えるラストにはちょっと感動した。
今回も超カッコイイオープニングクレジットがあるんだけど、例によって1日もたたずに消された。
アデルの主題歌。シリーズで一番いいわ。