映画を全然観なくなったエオタによる、枯れた映画批評「2012」
コピーのコピーのコピーが氾濫し、消費することでしか存在理由が見出せないダメコンテンツの旺盛。
それでも人は時間つぶしというお手軽さに色めきあい、グリーやモバゲが金を効率よく徴収するシステムを確立し
それに我も倣えと追随する。断言するが、何かを得るためには相応の時間という対価や素養というものが必要なのだ。
日本の新潟に銃国産ワイナリーが生まれ繁盛しているんだが、そこは団体客禁止、子供禁止と客にルールを強要する。

面白いから、皆がやってるから(再放送のたびに「ラピュタ」を見て喜んでコメントするバァカとか)などとの曖昧な
理由からからではなく、ダイヤモンドは陰影があってこそ美しいとするならば、本物に至る道に影があるほどに、
それは本物足りえるのではないか。ガラス玉を本物と思い込まなくてはならない人間ほど、心のさもしい豚はいない。
メーテルリンクの「青い鳥」では幸せは身近にあるといったが、んなもん外に出るつもりもないブタの逃げ口上だよな。b
(yrloeq) 2011-12-09 09:49:57作成 2025-06-17 18:36:30更新 243投票 63有効票 111気になる 147興味無い 4043参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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5. 『コンテイジョン』についてのコメントGoogleYouTube


タイトルは伝染病の意。
リアル志向のもし現実に伝染病によるパンデミックが起こったらって話。
[#1](paaylt) 2012-03-21 05:14:36

おおむね評価は高い映画なのだが、ソダーバーグ監督いつもの編集の上手さだけで引っ張る薄っぺらい映画だったと思う。
彼の映画は「トラフィック」という麻薬戦争を描いた作品を見てもらえばよく分かるんだが、物事の上っ面しか描かない。
麻薬は社会を蝕むガンだが、それで生計をたてている人もいる・・・なるほど、そらそうだよね。で、話がそこで終わる。
麻薬でどれくらい人が死んでいるとか、それがどのような顛末を描くのかというのを、映画のクセに数字出して終わらす。
群像激のおかげで、大スターを何人も登用することで、そーいう突っ込みの浅さを回避しているのは、本作も同様。
2600万人が死んだって映画の最後で言うけど、実際の死体は3体しか見せてくれない(しかもオープニングだけだ)。
パニックが起こって、人々は政府よりもネット情報を信じ、CDC連中は身内を優先に救い、有能な正義感は真っ先に感染、
政府のお偉方は社会的影響を恐れてばかり、貧乏人へのワクチンは最後、こんな誰でも想像できるネタを連打して映画は終わる。
で、ワクチンは開発者の自己への人体実験であっさり完成。異例のスピードで流通にのせる。ん、話が勝手に終わってね?これ。
あとね気になったのがデイモンの娘、母親と弟が死んだのに、世界で人間が死にまくりなのに、恋人との逢引しか考えないとか、どうにかしろよ。
[#2](paaylt) 2012-03-21 05:37:49
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