映画を全然観なくなったエオタによる、枯れた映画批評2011
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1 ストーリー
2 内面・理由・心理
3 テーマ・作者の意図 (インタビューや過去の作品を観る)
4 観客の意見、感想 (誰でもできる)
下に行くに従って、解釈は多様になるが、3層までは観客の解釈の自由はほとんどない。
事実というものがまず存在するからだ。
この部分での解釈の自由を許してしまうと、映画自体が意味の無いものになってしまう。
それは思想の無意味化であり、知能低下や教養の崩壊が起こる。
個人の自由だとか、個性だとかの方便はカスの専売特許というわけだ。     byエイガオタb
(hcnefh) 2011-01-02 08:58:39作成 2025-07-16 19:05:13更新 366投票 91有効票 74気になる 109興味無い 5315参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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15. 『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』についてのコメントGoogleYouTube

パート2ではなく、1の日本版リメイク(ちなみに本家の2はクソ)。驚くべきことにオリジナルよりも面白い。
主人公たちの死後に発見されたビデオを見る・・というフェイクドキュメンタリーという設定を重視せず、無駄なカットを極力排除し、ほとんどただの映画として見れる内容に。
本家はフェイクドキュメントという部分を重視するあまりに、ゆれるカメラに、無駄な映像、結局は何も起こらない日、登場人物たちの意味の無い会話などのおかげで
テンポが悪かった。しかし、そーいう無駄さがいかにも素人が撮りましたよってなリアリティをかもしだしていたので、一概にも悪い部分とはいえないがな。
本作は本家で小出しにしていたネタを短く編集し数日に集約。結局はただの幽霊系ホラー映画テイストになってしまったものの「化け物は見せない」という抑制された演出のおかげで
かろうじてフェイクドキュメントっぽさは残っている。本家では片一方が殺されて映画が終わるが、エンディングを真似ずに、その後をちゃんと描いているのもGOOD。
欠点は本家であった呪われた家からの脱出エピソードを突っ込んで描いてない点と、超常現象に対して危機意識があまり見られない登場人物のマヌケさ。会話が後半なくなるのはマイナスだ。
それと、これは本家の2にも言える事だが、定点観測のカメラ映像を分散しすぎだという点。本家の一番良かった点はまさにここで、寝室からの固定映像のみを見せるからこそ
「見えない部分で何が行われているか?」ということに演出が特化でき、観客はゆえに想像力を使わされる。だんだん大きくなる足音に、めくれるシーツも次を想像させるからこそ怖い。
(本家の2はカメラ映像が3箇所以上あってわずらわしすぎるし、超常現象をカメラが追うから「見えない部分」が生まれてなくて退屈)。ラストのオチが日本的すぎてアレだが、秀作だ。b
[#1](tmpvhi) 2011-06-21 23:17:04


しかしスッゲェつまんなさそうに見える予告編だよな。
劇中に音楽はねーんだから、予告編でもいかにも怖そーな曲使うなよ。
[#2](tmpvhi) 2011-06-21 23:20:18
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