映画を全然観なくなったエオタによる、枯れた映画批評2011
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1 ストーリー
2 内面・理由・心理
3 テーマ・作者の意図 (インタビューや過去の作品を観る)
4 観客の意見、感想 (誰でもできる)
下に行くに従って、解釈は多様になるが、3層までは観客の解釈の自由はほとんどない。
事実というものがまず存在するからだ。
この部分での解釈の自由を許してしまうと、映画自体が意味の無いものになってしまう。
それは思想の無意味化であり、知能低下や教養の崩壊が起こる。
個人の自由だとか、個性だとかの方便はカスの専売特許というわけだ。     byエイガオタb
(hcnefh) 2011-01-02 08:58:39作成 2025-07-16 19:05:13更新 366投票 91有効票 74気になる 109興味無い 5315参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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15. 『リミット』についてのコメントGoogleYouTube

イラクのバクーバで運転手をやってるライアン・レイノルズ(「ウルヴァリン」でデッドプールをやった人)がテロリストに
掴まり、地中に棺おけに入れられてしまうというワンシチュエーション映画。棺おけという余りにも限定された場所で行われる
物語に興味をもったが、携帯をかけるしか選択肢がないようで(当然か)、終始、留守電相手にイラついている主人公を
見せらるのが苦痛。電話が繋がるようになる中盤以降にしても、テロリストとの会話ぐらいしかハナシの広がりが無く、
それにしたって政府は「テロとは交渉しない」というスタンスのおかげで無意味化してしまっている。
95分完全に暗闇の棺おけで行われるのは潔いと思うのだが、空気の問題や、携帯のバッテーなどの問題は棚上げされているので
サバイバルとしての面がないのも痛い。酷いナァと思うのは、疎遠にしてた母親に電話するシーンで、母親がボケてるという
設定を持ち込んだこと。どうやら監督は主役が絶望する姿を、政府に見捨てられた人質の死の運命を描くことにご熱心のようで。
棺おけに生き埋めにされているだけでも絶望なのに、そこで描かれるのは世間の人質への不遇さを分からせるネタばかり。
沿岸で住んでいるヤツが津波で死ぬのは自業自得と思うし、今の時期にイラクに行くヤツがテロに遭遇するのも自業自得とは監督も冷たいな。b
[#1](kfmopd) 2011-04-28 15:52:16

[#2](kfmopd) 2011-04-28 15:52:41
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◇密室劇の傑作コン◇アニメ限定 名前に濁音が付かないロボットコン