映画を全然観なくなったエオタによる、枯れた映画批評2011
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1 ストーリー
2 内面・理由・心理
3 テーマ・作者の意図 (インタビューや過去の作品を観る)
4 観客の意見、感想 (誰でもできる)
下に行くに従って、解釈は多様になるが、3層までは観客の解釈の自由はほとんどない。
事実というものがまず存在するからだ。
この部分での解釈の自由を許してしまうと、映画自体が意味の無いものになってしまう。
それは思想の無意味化であり、知能低下や教養の崩壊が起こる。
個人の自由だとか、個性だとかの方便はカスの専売特許というわけだ。     byエイガオタb
(hcnefh) 2011-01-02 08:58:39作成 2024-12-12 19:00:25更新 360投票 86有効票 69気になる 103興味無い 5118参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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5. 『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』についてのコメントGoogleYouTube

飛行機だけは簡便なのコング(=B.A.)が冒頭のヘリチェイスであっさり飛行機に乗り、その後嫌々ながらも何度も空を飛んでしまうのが
この映画のAチームレベル。敵の一歩先を読めというハンニバルも、単に行き当たりバッタリのご都合主義を「知略」と呼んでいるだけ。
色男のフェイスも行く先々で女をモノにするが、ちょっと口説いたらもうキスとか(しかも話にカンケーなし)、何もかもが上っ面なAチーム面々。
唯一、モンキー役の第九地区のシャールト・コブリーだけがユーモラスなキチガイを熱演してるが、彼がコングと喧嘩するシーンは残念ながらなし。
敵のマシンガンはどんな短距離だろうとAチームにかすりもせず、インディ4同様に「どうして、その距離で当たらないんだ?」というチート仕様。
どんな窮地でも余裕を忘れないというオリジナルのノリはあるのだが、スター主演のオレ様映画がみーんなそんな感じの作風なので、エオタ的には
ありがたみはないんだわ。キャスト自体は悪いとは思わないので、キャラ同士の反目、掛け合いは次回作に持ち越しといった所か。
主役4人が集まる部分にもカタルシスがなく、とにかく全員集まらないと話がすすまないってな感じでテンポが速くするのはいいんだけど、
アクションやアクシデントを「事後処理的」に演出するのは手抜き臭くて、俺は退屈だったよ。その省略された間こそがAチームの本質だと思うんだけどね。
悪人は皆殺しってな今風の風潮をAチームに当てはめるのも嫌だったねぇ。MIといい、なんでオリジナルのドン臭さを消してしまうのかねぇ。b
[#1](gznkwd) 2011-01-24 06:07:38

冒頭のヘリチェイスというのは、逃げるAチームのヘリが追手のヘリをアメリカ領空内まで誘いこんで戦闘機に撃破させたエピソードのこと?
あれは見ての通り、Aチームが結成されるまでの経緯を描いた過去話で、さらにコングが飛行機嫌いになってしまった理由を描いたエピソードでもある。
エピソード内でコングがヘリから空中に投げ出されそうになるシーンがあったけど、その一件がトラウマとなってコングは大の飛行機嫌いになってしまうんだよ。
[#2](nvqkzg) 2011-01-25 19:22:00

↑ああ、今、見直したけど確かにコングは最初に「はやく行け」ってヘリ内で言ってるね。その後、「二度と空は飛ばねぇ」って言ってるわ。
音声なしの状態で適当に見てたから、わかんなかったわ。ご指摘、ありがとう。)

[#3](yukqnv) 2011-01-26 01:30:25
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