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エイガオタの負け犬映画批評箱
今日も今日とて映画が見れぬ。
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出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。
玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。
個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。
言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。
監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。
辞書作りの楽しさや地道さもちゃんと辞書作りのド新人を2人も用意することで、彼らを狂言回しとしてさらっと表現しているのも上手い。ソツがない作りをしている映画だ。
宮崎あおいが童貞主人公の恋人になったり、営業の上手いイケメンのオダギリジョーが辞書製作の現場にいたりと、キャラ配置が不自然すぎるんだが、まぁカビ臭い辞書編さん室
そのものをリアリスティックに描いてもつまらんから致し方ないかな。でもキャラクターはよくかけているし、それぞれが笑いに上手く転化されてるので見やすいんだよね。
正直、この映画を見て辞書作りそのものとは何かという地味な答えは全く得られない。文化事業として出版業者から一種の慈善事業扱いされているという現実を何一つ描いてない。
局長が辞書製作を潰すというネタも瞬間解決するわで、この映画は辞書作りを揶揄する人が一切出てこないのだ。ひたすら小さな世界で完結されている美しい空間が描かれるだけ。
口下手な主人公が実はペンを持つと饒舌になるという設定も草書の恋文ぐらいにしかフィードバックされてなく、人間的ウザさがない人畜無害さばかりが先行されている人物描写には
泥臭さが皆無。あとね人と出会いと死別を話に盛り込みすぎて、別に辞書作りじゃなくても話がそこそこ上手くいってしまうのもイヤだなぁ。実はオリジナリティはないんだよ。
小奇麗な映画と言う印象は最後までぬぐえなかった。これだったら辞書作りは社会人にとって「定時に帰れる温い仕事=天国」に見えてしまう。★★★★