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エイガオタの負け犬映画批評箱
今日も今日とて映画が見れぬ。
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レコード屋もライブハウスもない田舎町を舞台に、ラッパーを目指す若者たちの奮闘を描いてロングランヒットを記録した青春映画「SR サイタマノラッパー」のシリーズ第3作。
仲間と別れ東京に出たマイティは、「極悪鳥」というヒップホップグループに入れてもらおうと努めるが、苦渋を味わった挙句に怒りを爆発させてメンバーの1人に大怪我を負わせてしまう。
栃木へ逃亡したマイティは、盗難車の転売など違法行為で商売するグループの一員として働き始め、そのグループが開いた詐欺まがいの音楽イベントでかつての仲間のイックとトムと再会するが……。
繋がらないことに驚く。それは劇中の日本語即興ラップの見事さにある。1カットで描写されるラップシーンはライブ感に溢れ、おもわず聞き入ってしまう。歌の力が本物なのだ。
だがそれに比べ主役であるマイティの人生転落劇はどうでもいい。彼が地元ヤクザの下っ端になるシーンは暴力的で見ごたえ自体はあるんだが、所々にリアリティがない描写が散見されるために
悲惨だけどどこか漫画じみていて堕ちてる感じが薄い。田舎ヤクザがダンスイベント企画したり(仲間と会わせる理由)、金持って逃げてるのがバレてるのに追ってこないとか(追い詰められた感を出すため)
いきなりエンコする車とか(逃げが成功したら話が終わる)、物語を展開させるためのエピソードに無理がありすぎてダメ。逃げたんだけど、やっぱりステージに戻ってきてしまうというプロセスに
全くラップが関係ないために主役に一切感情移入できなくなってしまっているのが大きなマイナスだ。犯罪劇の側面があるのに、その部分は本当は興味がないんですよって製作陣のスタンスがバレバレ。
あとねラップ自体がすっごい上手くて、実際にマイティは決勝までいくほど実力があるのに、物語は挫折がテーマというのも問題。これだけ能力が高いのにでも「売れない」って話は何の説得力がないと思う。
能力はあるのに、実績はあるのに、上司がヘボだから日の目を見ないってだけの話で、んなもん、そのグループから逃げればいいことだろ。それを暴力事件に発展させて、しかも警察にも、その相手グループ
からも逃げおおせるとかありえないでしょ。ここにも無理やり挫折させようとする試みが垣間見える。ここまで文句言ってるけど、映画はとても面白かったんだよ。
挫折しても、刑務所に入っても音楽スピリットは永遠だというメッセージだけは強烈なものを残してくれている。それだけでいいんじゃないかな。★★★★★