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エイガオタの負け犬映画批評箱
今日も今日とて映画が見れぬ。
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「アイス・エイジ」シリーズのプロデューサーであるクリス・メレダンドリが、米ユニバーサル・スタジオとタッグを組んだ3Dアクション。
郊外のさびれた家に暮らす意地悪な怪盗グルーは、あらゆる兵器を使って自分の邪魔になる者を排除してきた。
そんなグルーが、仲間のミニオンたちとともに月を盗もうと企む。ところが孤児院育ちで元気いっぱいの幼い三姉妹に出会い、“未来のパパ”と勘違いされてしまったことでグルーの人生は大きく変化していく。
声優陣にスティーブ・カレル、クリステン・ウィグ、ジュリー・アンドリュースら。
そういうシーンがあっても、すぐに終わるか省略気味に演出される。これを受け入れてないでニュートラルな視点で見てしまうと、ミニオン(黄色の生き物)の可愛さと時折挿入される悪意さ以外に見るべきものはないゴミになってしまう。
期待してた孤児三人と主人公グルーのふれ合いも、悪漢が子供にほだされて真人間になっていくというプロセスを期待したのだが、最初からグルーがただの良い人なので何も軋轢もドラマも生まれないのが拍子抜け。
子供たちとの言い合いも最初から最後まで常にグルーが負けて終わる。原題が「Despicable Me」、ワルな俺、卑劣なオレ様という訳だが、この原題は単なる皮肉で、どんなワルも子供にはかなわないという結論ありきで話が作られている。
それはいい。しかし、この結論ありきのスタンスのおかげで邦題にもなっている「月泥棒ミッション」が本当にどうでもいい扱いになってしまってるのが問題。月を盗むための一環として孤児を引き取ったのに、その孤児のが大切になってしまったのだから
本末転倒となるのは仕方が無いところか。邦題に「怪盗」なる単語が付いてるので紛らわしいが、主人公グルーは別に怪盗でもなければ悪党でもない。ただ単に大きなことをして世間を騒がしたいのから月泥棒を企てるだけの空っぽ人間なのも付け加えておく。
後半にグルーが実は宇宙への憧れがあることと、母親にかまってもらいたくて大事をかますというネタも挿入されるんだが、そういうのをやるんだったら、子供とのふれ合いにそういう下地を絡めて演出しないと、単なる後付け設定にしか見えないんだよね。
結局、作り手が月泥棒ミッションに興味がないのが読み取れて、ミッション途中に「孤児たちのダンス発表会行くわ」って突然の方向転換。まぁ、この程度なのよ、この作品。月泥棒がどうでもいいネタなのに、それを成し得ても子供たちが忘れられないという
演出をされても受け手は「はぁ、そっすか」としか受け取れない。最後に孤児が「私たちを捨てたくせに!」と言われても「ごめん、悪かったわ」と言うだけで終わるのも当然と言うもの。これが子供だましに限りなく近い子供向け作品の限界。
ちなみにミニオン達はただの飾りで何も話しに絡んでこないし、ただいるだけ。b