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エイガオタの負け犬映画批評箱
今日も今日とて映画が見れぬ。
(bavqco) 2013-07-02 13:24:34作成 2014-08-11 03:19:28更新 1000投票 99有効票 44気になる 51興味無い 24627参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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13. 『プレミアムラッシュ』についてのコメントGoogleYouTube


人と車が激しく行き交うニューヨーク。究極のテクニックで大都会を疾走するバイクメッセンジャー、ワイリーは、ある日、知り合い­の中国人女性ニマから1通の封筒を託される。
だが、これが悪夢の始まりだった。闇賭博に身を染めた悪徳刑事マンデーの執拗な追跡­、背後にうごめく裏組織の黒い影、そしてニマを苦しめる政府からの弾圧...
この封筒にはいったい何が隠されているのか、そして­事件に巻き込まれたワイリーはこの危機を切り抜けることができるのか!
[#1](bavqco) 2013-07-02 13:28:26

NYを自転車で滑走しているシーンばかりで構成された91分。
大道芸的な自転車テクも見せてくれるが、見せ場はノーブレーキで信号シカトの走行で、それがあまりに危険すぎて彼らを英雄視は出来ない。
車とのクラッシュシーンは点在するも、人とぶつかるシーンが空想以外で0というのが卑怯。これだけ事故を起こして、警察に追われるも
結局はブタバコには入らないという結果にも「ハァ?」状態。ブレーキがあった方が危険だという思想にも全く同意できない。
いうなれば、これは危険運転自転車ユーザーへの賛歌であり、いかに他者が死のうがスリル優先で関係ねーよ的な空気に満ちている。

例えば本当のメッセンジャーはマナーをある程度守り、駐車禁止の場所では自転車を背負って郵便物を届けたりもするのに、そーいう現実的な
描写がゼロなので、単なる大道芸人の綺麗ごと側面から一歩も抜け出ていない。エンディングで流れる撮影中のケガのシーンとかあれば、
映画はまた違う側面を見せてくれたんだろうが、ただNYをチャリで疾走するのをダラダラ見せ付けるだけ。
でも、ノーブレーキ推奨のチャリキチがいかに危険な存在なのかは分かるので、半ファンタジー映画としてはよく出来てる方か。
[#2](bavqco) 2013-07-02 13:45:13