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エオタのただの映画感想箱
映画好きってさ、ある程度行くと、本当に細かい所だけでお腹いっぱいになるよな。
007のオープニングアバンタイトルだけで満足したり、沢尻エリカのオッパイ見れただけで幸せになったり、ある種のフェティシズムの安い感情に
支配されてしまうというか、満ち足りるという枯れた感情論に行き着いてしまう。もう、それって立派なな時間つぶしだよな。

観ているもののレベルの高低はあるものの、対極的に観れば萌え豚とカワラネージャネーカよ。

俺は、俺は、誰かと戦いたいんだ。戦うためにじゃなくて、戦わないと自分を維持できない・・・・。
(dkigts) 2013-01-05 15:27:37作成 2014-07-04 21:58:26更新 1000投票 43有効票 49気になる 69興味無い 21874参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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6. 『テイク・ディス・ワルツ』についてのコメントGoogleYouTube


結婚して5年がたつマーゴとルーは、まだ子どもはいないが仲睦まじく穏やかな日々を過ごしていた。
そんなある日、マーゴは仕事で訪れた島で出会った情熱的な青年ダニエルにひかれるものを感じてしまう。
さらに、ダニエルが偶然にも自分たちの家のすぐ向かいに住んでいることを知り、マーゴの心は揺れ動いていく。
[#1](dauphh) 2013-03-05 16:42:16

ポスターには「幸せに鈍感なんじゃなくて、寂しさに敏感なだけ」とあるが、それは綺麗ごとで、「無いものねだりの果てに正解があると根拠もなく信じているアホ」というのが正解。
ここではないどこかに、あなたではない誰かと、運命の出会いがあると、いつまでも、いつまでも信じているバカ女が主人公で、キッチリとそのバカっぷりを断罪する構成が嬉しい。
一応、映画は主演のミシェル・ウィリアムズよりの葛藤する様を描いているので、不倫願望を持つ彼女に感情移入するような構成なのだが、ここの描き方が上手い。というか、ムカツク。
女を捨てた女と、まだ女を捨ててない女との対比をねじ込んでくるので、自分らしさと言うアイデンティティが彼女の不倫動機になってしまっている。
ここで重要なのが旦那の描き方。優しいし、作家なのでいつも家にいるし、それなりにユーモアもあるが、子供は仕事が安定してないから作らない、奥さんの求めもメンドクセーからと一蹴
する程度のワガママ性もある・・・・うーん、個人的には大甘の旦那だと思うんだが、まぁ、この程度の男なら捨ててもいいよねって観客に思わせるには十分だろう。
結婚5年目、嫁もギリギリ20代というのもリアルすぎる設定で、かつ不倫相手が体のみを求めてない誠実男っぽいというのもズルイ(実際にはストーキング癖のある人妻キラーだな)。
この自由気ままな悲劇のヒロイン気取りのバカ女は、こうして新たな幸せを得るに至りました・・・とはいかない。「足りる」という言葉を知らないヤツに真の幸福はないのだ。溜飲。
たださ経済力不安から子供を作らないくせに、パーティ開いてデカイ家に住む作家夫妻という設定も痛いが、不倫相手の男が人力車で生計を立てているというのも痛いと思うぜ。
この女は相手の経済力を完全に無視しているんだよな。で、新たな男は料理をしないから自分でやらなくちゃならないとキタ。いやぁ、ざまぁみろと本気で思えるのはいいよね。b
[#2](yuvfeq) 2013-03-12 00:46:22