エオタによる、一般人が全く参考にならない映画批評2010
映画を見るたびに思うのは、どうしてこんなにツマンネェ映画ばっかなんだろってこと。
そして、それを喜んで見ている連中の多いこと、多いこと。
こーいう連中が最大公約数の立場だったら、ツマンネェ映画が多いのも当然だよな。
大衆カレー店bの味が「甘い」のは、一番低いヤツにレベルを合わすからなんだよ。
辛いヤツが好きな人でも甘いのは我慢すれば食えるからな。
でも甘党は違う! 食べると苦しいもんじゃ、我慢なんかしないで、ただ食わないだけ。
映画もカレーも甘くなるのは世の常、商売の必定ってことサ。
そして、それを喜んで見ている連中の多いこと、多いこと。
こーいう連中が最大公約数の立場だったら、ツマンネェ映画が多いのも当然だよな。
大衆カレー店bの味が「甘い」のは、一番低いヤツにレベルを合わすからなんだよ。
辛いヤツが好きな人でも甘いのは我慢すれば食えるからな。
でも甘党は違う! 食べると苦しいもんじゃ、我慢なんかしないで、ただ食わないだけ。
映画もカレーも甘くなるのは世の常、商売の必定ってことサ。
演出力は優れている。脚本さえマシならば「パトリオット」みてーな作品も作れる。そういう男なのだ。
ようするに、ただのアクション映画に軽い王道ドラマをつけて盛り上げるのは上手いんだよ。
(デイアフタートゥモローは駄作だがな)
今回の2012は2時間38分の長尺だが、十分に最後まで見せる内容になっている。
超絶クオリティの破壊シーンも確かに凄いのだが、盛り上がるのはむしろ後半なのだ。
とある批評家が「マヤがどうして2012年に人類が滅亡すると分かったのか?」の考察がないとしているが
んなもんドーデモイイーってんだよ。なんで紀元前の大昔の人間が、2000年先の暦を作成するんだっての。
単に「こんなに先まで作っても意味なくね?」って感じで、たまたま2012年で辞めただけだろ。b
仕方あるまい。デイアフターみたく冷気が攻めてくる~みたいなアホなことやられるよりかは100倍マシ。
ご都合主義でタイトに物語を進めても2時間38分もあるのは、それなりにドラマを挿入しているからであり
それら偽善ドラマを臭くさせないのが、現実主義者の視点を捨てなかった点だ。この映画の美点はここに集約される。
金持ちが優先的に助かったり、見殺しにする人のことを憂えたら「だったらオマエのチケットをそいつらにやれ!」と
一蹴されたりと、感情に左右されない目的至上主義者を単純な悪と描写しなかったのが唯一のリアルだから。
だからこそ反目的主義が逆に栄えることもあり、それをうまく脚本に盛り込んでいる。
映画は政府首脳部が独善的な行動をするために、人間の暗部があまり露見しない。それに文句つけることも可能だが、
そこまでやるには映画の時間は短すぎる。欲張りというものだ。残念な点はエメリッヒがジョージパルの「地球最後の日」を
意識してなかったと嘘をついてる点。くじびきで助かる人選を決めても、人がルールを守るとは限らんだろ。b
ジョン・キューザックも元妻のカレも大爆発・大破壊を目にしてもちっとも演技してねぇ。
「へー」って感じ。b
日本語版しかなかった。
宇宙戦争といい2012といい、ディーザー予告の出来が素晴らしい。本編予告はつまらん。
#1と2は映画を見た後に読んでほしいな。
3回ほど涙がウルウルと来たね・・・。
同名の項を持つ箱
◇大人になったら○○になると思ってた