エオタによる、一般人が全く参考にならない映画批評2010
映画を見るたびに思うのは、どうしてこんなにツマンネェ映画ばっかなんだろってこと。
そして、それを喜んで見ている連中の多いこと、多いこと。
こーいう連中が最大公約数の立場だったら、ツマンネェ映画が多いのも当然だよな。
大衆カレー店bの味が「甘い」のは、一番低いヤツにレベルを合わすからなんだよ。
辛いヤツが好きな人でも甘いのは我慢すれば食えるからな。
でも甘党は違う! 食べると苦しいもんじゃ、我慢なんかしないで、ただ食わないだけ。
映画もカレーも甘くなるのは世の常、商売の必定ってことサ。
そして、それを喜んで見ている連中の多いこと、多いこと。
こーいう連中が最大公約数の立場だったら、ツマンネェ映画が多いのも当然だよな。
大衆カレー店bの味が「甘い」のは、一番低いヤツにレベルを合わすからなんだよ。
辛いヤツが好きな人でも甘いのは我慢すれば食えるからな。
でも甘党は違う! 食べると苦しいもんじゃ、我慢なんかしないで、ただ食わないだけ。
映画もカレーも甘くなるのは世の常、商売の必定ってことサ。
日本版予告が音声の著作権関係で無音なのが笑えました。
そしてラブストーリーではなく、男と女の考察映画(まぁ、それを世間ではラブストーリーと呼ぶんだが)。
世間では現代版アニーホールなどと称賛されてはいるが、主人公とヒロインが偏屈じゃないフツーの人間な分、描写はおとなしめ。
b
むしろ、その「破たん理由」を映画は語らない。いや、語ってはいるんだけど、それは乗り越えられそうで
乗り越えられない、小さいが実は大きな壁として描かれる。
その現実をして、映画は運命を否定するんだけど、実はこの映画、否定をもって運命を肯定している。
そこが面白いし、真理をついてると思うんだけど、恋愛=運命と思ってる男主人公視点で描かれる男女関係は
クドクドと相手の批判に終始していて見苦しい。そこをギャグやイベントで誤魔化すのが映画なんだけど、
そんな逃げを打たず、その見苦しさを真正面から描いているのが面白い。
ダスティン・フォフマンの「卒業」のラストシーンが劇中で流れるが、それを見てサマーは号泣する。
「たかが映画だろ?」となだめる主人公・・・・・ああ、感性の違いってどうしようもないな。
映画から何も導き出せない男に、感性で生きる女は落とせない。まっ、世の中、こんな強い女はめったにいない訳だが。b
2010年公開映画としては、確実に俺ベスト10入りの映画だな。
エオタb