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作品の設定を捻じ曲げて、教育に悪い残虐作品に仕立て上げる箱
項に作品名票で残虐設定でお願いします。
作品は映画・小説・ドラマ・ゲーム・アニメ何でも良いです。
(kroyav)
2008-08-05 11:44:48作成 2025-06-14 21:23:47更新 21投票 8有効票 39気になる 33興味無い 2330参照
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1. 『ドラヱ悶』
についてのコメント
少年の前にある日突然現れたロボット。 未来からやってきたというそのロボットは、不思議な道具で少年を虜にしてしまう。
ロボットとのめくるめく日々。 少年が堕落してゆくその先にあるものは・・・。
[#1]
(tlurau)
2008-08-05 13:27:19
ああ。まさに求めていたのはこんな感じ。修正までしてくれてありがとう。
[#2]
(kroyav)
2008-08-05 14:02:42
血しぶきあがるような残虐ではないけど、ロボットにすがってじわりじわりとダメになってゆく少年の話ってことにしたら、ちょっと文学的かなと思って。
イメージはなんとなく江戸川乱歩。 乱歩読んだことないけど、勝手なイメージで
[#3]
(tlurau)
2008-08-05 14:35:50
あんっ!あん☆アーンッ!とっても大好きドラヱ悶
[#4]
(vtiopf)
2008-08-05 19:19:07
ドラヱ悶・・・・・・新しい道具出して・・・下さい・・・・・・
[#5]
(tojpga)
2008-08-05 19:26:39
「どらえもーん、ジャイアンがー・・・!」
ゴトッ
『弾は3発入ってる。確実に仕留めろ」
[#6]
(kroyav)
2008-08-05 19:51:11
>#3
知人のネタでオタに染められてダメ人間になっていく話なら
[#7]
(eiefxi)
2008-08-05 20:51:23
#5 「おやおや・・・しょうがないなぁ 君という子は・・・ ふふふっ」
少年の耳元で、ロボットは無機質な声でそう囁いた。 少し笑みを浮かべたようなその顔からは,およそ感情のようなものは感じられない。 だが人間というものに嫌悪を抱いている少年にとってはかえってそれが心地よかったのだ。
[#8]
(jhlryb)
2008-08-05 23:12:03
周囲の人間から疎まれ、蔑まれ続けるうちに、いつしか少年は周囲から自分に対する悪意のみ敏感に感じ取るようになっていった。
「のび太のくせに生意気なんだよ」「グズでのろまなあんたが?! 冗談よしてよ! クスクス・・・」「お前のぶんはねぇよ!」
唯一の味方であった祖母が他界してからというもの、少年は家族からも疎外感しか感じられなかった。
「のびちゃん!ちょっといらっしゃい!早くいらっしゃい!いいから!あなたこの間のテストでまた0点とったんですって?
ママに恥かかせないでちょうだい!もういくら勉強してもダメなんだからあんたって子は!
ちょっとあなたからもなにか言ってやってくださいよ!ねえ聞いてるのあなた!」
[#9]
(jhlryb)
2008-08-05 23:19:07
少年は周囲で言われる程、何もかもが無能という人間でもなかった。
いつも自分に暴力をふるう同級生や、嫌味な金持ちの同級生、何かと口うるさい母親が言うように運動や勉強は確かに得意ではない。
だが、あやとりや射撃など、少年にも得意な事があったのだ。
周囲の人間は少年のそれらの才能を知らない訳ではなかったものの、それを認めたり、評価したりする事は殆どなかった。
外出してもろくな事がない。
いつしか、少年は学校から帰宅すると昼寝ばかりするようになっていた。
――そのロボットがやってくるまでは。
[#10]
(rawjen)
2008-08-06 01:55:04
「ドラヱ悶、周りの人から自分の姿が見えなくなるような道具・・・ないかな?」
ロボットは、ゆっくりと秘密のポケットから何かを取り出した。
「この帽子をかぶるといいよ。これをかぶった人は他人の意識から消えてしまう。 意識されないということは見えないのと同じこと。」
少年は無言で帽子を受け取り、家を出た。 その足で向かう先は、クラスの女の子のところだ。
クラスのマドンナ的存在のその女の子は、明るく礼儀正しく、教師からの評価も高かった。 だがその実、教師や他のクラスメイトのいないところでは、サディスティックなまでに陰湿な言葉で少年を責め立てるのだった。
少年はただ黙ってその言葉を聞いていた。 自分は辛くなんかないんだと言い聞かせるように、顔はニタニタと笑っていたが、その胸にはどす黒いものがたまっていた。 (ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょうちくしょうちくしょう)
だがこの日少年の心は晴れ晴れとしていた。
[#11]
(drbvpj)
2008-08-06 07:51:15
江川達也
[#12]
(gjpacw)
2008-08-06 11:27:53
あの高慢な、あの人気者の源静香を丸裸にすることができるのだ。
知らず知らず少年の顔には笑みが浮かんでいた。
「よう、のび太」
振り返るとそこにはいつものいじめっ子が立っていた。 少年はまだあの帽子を被っていなかったことを悔いた。
「や、やぁジャイア」ゴツッ 不意に目の前が真っ暗になり、鼻の奥がツーンと痺れる。 (あぁ、やっぱり・・)
「ちょっとむかつくことがあってよぅ。 そんなときにちょうどよくお前が通りかかってくれるもんだからよぅ。 心の友よ!」
[#13]
(zsdwfn)
2009-04-23 07:15:32
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ロボットとのめくるめく日々。 少年が堕落してゆくその先にあるものは・・・。
イメージはなんとなく江戸川乱歩。 乱歩読んだことないけど、勝手なイメージで
ゴトッ
『弾は3発入ってる。確実に仕留めろ」
知人のネタでオタに染められてダメ人間になっていく話なら
少年の耳元で、ロボットは無機質な声でそう囁いた。 少し笑みを浮かべたようなその顔からは,およそ感情のようなものは感じられない。 だが人間というものに嫌悪を抱いている少年にとってはかえってそれが心地よかったのだ。
「のび太のくせに生意気なんだよ」「グズでのろまなあんたが?! 冗談よしてよ! クスクス・・・」「お前のぶんはねぇよ!」
唯一の味方であった祖母が他界してからというもの、少年は家族からも疎外感しか感じられなかった。
「のびちゃん!ちょっといらっしゃい!早くいらっしゃい!いいから!あなたこの間のテストでまた0点とったんですって?
ママに恥かかせないでちょうだい!もういくら勉強してもダメなんだからあんたって子は!
ちょっとあなたからもなにか言ってやってくださいよ!ねえ聞いてるのあなた!」
いつも自分に暴力をふるう同級生や、嫌味な金持ちの同級生、何かと口うるさい母親が言うように運動や勉強は確かに得意ではない。
だが、あやとりや射撃など、少年にも得意な事があったのだ。
周囲の人間は少年のそれらの才能を知らない訳ではなかったものの、それを認めたり、評価したりする事は殆どなかった。
外出してもろくな事がない。
いつしか、少年は学校から帰宅すると昼寝ばかりするようになっていた。
――そのロボットがやってくるまでは。
ロボットは、ゆっくりと秘密のポケットから何かを取り出した。
「この帽子をかぶるといいよ。これをかぶった人は他人の意識から消えてしまう。 意識されないということは見えないのと同じこと。」
少年は無言で帽子を受け取り、家を出た。 その足で向かう先は、クラスの女の子のところだ。
クラスのマドンナ的存在のその女の子は、明るく礼儀正しく、教師からの評価も高かった。 だがその実、教師や他のクラスメイトのいないところでは、サディスティックなまでに陰湿な言葉で少年を責め立てるのだった。
少年はただ黙ってその言葉を聞いていた。 自分は辛くなんかないんだと言い聞かせるように、顔はニタニタと笑っていたが、その胸にはどす黒いものがたまっていた。 (ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょうちくしょうちくしょう)
だがこの日少年の心は晴れ晴れとしていた。
知らず知らず少年の顔には笑みが浮かんでいた。
「よう、のび太」
振り返るとそこにはいつものいじめっ子が立っていた。 少年はまだあの帽子を被っていなかったことを悔いた。
「や、やぁジャイア」ゴツッ 不意に目の前が真っ暗になり、鼻の奥がツーンと痺れる。 (あぁ、やっぱり・・)
「ちょっとむかつくことがあってよぅ。 そんなときにちょうどよくお前が通りかかってくれるもんだからよぅ。 心の友よ!」