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エイガオタの負け犬映画批評箱
今日も今日とて映画が見れぬ。
(bavqco) 2013-07-02 13:24:34作成 2014-08-11 03:19:28更新 1000投票 99有効票 44気になる 51興味無い 24611参照 はてなブックマークはてなブックマークに追加 Twitterでつぶやく

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13. 『フライト』についてのコメントGoogleYouTube


「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキス監督がデンゼル・ワシントンを主演に迎え、「キャスト・アウェイ」以来12年ぶりに手がけた実写作品。
フロリダ州オーランド発、アトランタ行きの旅客機が飛行中に原因不明のトラブルに見舞われ、高度3万フィートから急降下を始める。機長のウィトカーはとっさの判断で奇跡的な緊急着陸に成功。
多くの人命を救い、一夜にして国民的英雄となる。しかし、ウィトカーの血液中からアルコールが検出されたことから、ある疑惑が浮上し……。
第85回アカデミー賞で主演男優賞、脚本賞にノミネートされた。
[#1](ziglgu) 2013-07-22 16:29:25

デンゼルワシントンがアル中で麻薬中毒、奥さんと子供には離縁されているというダメ人間を演じてるんだが、映画からはあまりそのような印象は受けない。
女は簡単に出来るし(しかも白人女!)、しょっちゅう飲酒してる割にはそれがヘマに繋がってないし、そもそも頭が良いのであまり可哀想に見えないのだ。まぁ、いつものデンゼル・ワシントンだなって。
酒ビンをとった瞬間に次の日にシーンが移るから惨めさがちーっとも伝わらない。アル中にも種類があるだろうが、デンゼルはただの酒好きと言うだけで。そこに背景はない。ただ我慢が出来ないヤツなだけ。
陽気な音楽がやたらとかかるのもそれに拍車をかける要因だ。またコカイン中毒の女の悲惨話も同時進行するおかげで、同じくコカイン吸引者のデンゼルが暗部扱いされないのも同様だ。
とにかくダメ人間だという描写が弱すぎて弱すぎて、嘘をつくことでの良識との葛藤もないに等しいので話に陰惨さはない。
離縁した家族が出てくるのも後半も後半で、構成的にも暗部演出から目を若干背けてるな。まぁ、これは家族の出番を前半にもっていくと、結局何もしない家族は何をしてるのって話にもなるしねぇ。
話は単純で公聴会で結局デンゼルが折れるだけ。今までの嘘を反省してね。男見せて終了。
でも、それでいーんだよ。デンゼルはアル中で嘘つきで、どうしようもねぇヤツだけど。彼は104人の内98人を救ったヒーローなのは変わらない。過程か?、結果か?を判断するのは観客でいい。
最後になったが、飛行機の墜落から不時着まではかなり良い。外から見た俯瞰ショットをほぼ挟まないおかげでリアリティ炸裂で良かった。ああ神様って、これなら俺でも思うわ。b
[#2](ziglgu) 2013-07-22 17:00:43

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