エオタによる、一般人が全く参考にならない映画批評2010
映画を見るたびに思うのは、どうしてこんなにツマンネェ映画ばっかなんだろってこと。
そして、それを喜んで見ている連中の多いこと、多いこと。
こーいう連中が最大公約数の立場だったら、ツマンネェ映画が多いのも当然だよな。
大衆カレー店bの味が「甘い」のは、一番低いヤツにレベルを合わすからなんだよ。
辛いヤツが好きな人でも甘いのは我慢すれば食えるからな。
でも甘党は違う! 食べると苦しいもんじゃ、我慢なんかしないで、ただ食わないだけ。
映画もカレーも甘くなるのは世の常、商売の必定ってことサ。
そして、それを喜んで見ている連中の多いこと、多いこと。
こーいう連中が最大公約数の立場だったら、ツマンネェ映画が多いのも当然だよな。
大衆カレー店bの味が「甘い」のは、一番低いヤツにレベルを合わすからなんだよ。
辛いヤツが好きな人でも甘いのは我慢すれば食えるからな。
でも甘党は違う! 食べると苦しいもんじゃ、我慢なんかしないで、ただ食わないだけ。
映画もカレーも甘くなるのは世の常、商売の必定ってことサ。
項リスト(更新順)
サマーウォーズ(7) オナニーは自分の家でやれ(41) 田山力哉(1) 13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH-(3) 山根貞男(1) 秋本鉄次(1) アメリカ物語(1) グーニーズ(1) 北島三郎(1) ブルート(1) キューピー(1) 小 泉怒(栃木県大田原市民巨根、現役Gアン民、既婚、愛称箱作・キューピー・SNOOPY)(1) デーモン閣下(1) 和田アキ子(1) スヌーピー(1) ...他122項
サマーウォーズ(7) オナニーは自分の家でやれ(41) 田山力哉(1) 13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH-(3) 山根貞男(1) 秋本鉄次(1) アメリカ物語(1) グーニーズ(1) 北島三郎(1) ブルート(1) キューピー(1) 小 泉怒(栃木県大田原市民巨根、現役Gアン民、既婚、愛称箱作・キューピー・SNOOPY)(1) デーモン閣下(1) 和田アキ子(1) スヌーピー(1) ...他122項
本作は・・・、いや今回「も」かな。そういうしがらみから抜け出そうと必死になってるピクサーを見れる。
テーマがアニメにしては重いし、複雑すぎるので頭の悪いアニメファンには楽しめないね、こりゃ。
空飛ぶ家が活躍するのは開始15分程度までというのが潔い良い。その後は空を飛ばずに、家を引きずる形で物語が形成
される展開が素晴らしい。夢は重い。過去は尾を引くというわけだ。ここからロードムービー的な小イベントの連続を期待
してたんだが、いきなり悪いヤツが出てくるのが興ざめ。しかも、ここから超ハイテンポに物語が進むために、前半の
ゆったりとした流れが失われてしまっている。いつのまにか目的地に着くわ、さらに昨夜に飛び立った敵の飛行船に
簡単に追いつけるわで24並の距離感無視、時間無視っぷり。ここらで悪者倒したら、映画終了なんじゃねって思ってたら
その通りの展開で、そのテーマの投げっぱなしぷりに唖然。だからラスボスは悪いヤツじゃねーんだから、殺すなよ。b
その冒険魂は=亡き妻の願い・・・なハズなのに、ただのガンコ爺さんの思い出オナニーで映画が出発してまう点。
むろん、それは同行するガキとの関係で改善されるんだったらいいんだけど、その兆しはあるものの、結局は何も
改善されぬまま、メインイベントが共通の敵を倒すというオチにすり替わってしまうために消化不良を起こしている。
カーズはラストで主人公は勝負を捨てたでしょ。テーマのある作品は勝利の上に物語を構築してはダメ。
勝てば官軍って言葉があるとおり、最良の勝利は全てのミスを打ち消す、ジョーカーみたいなもん。
ジョーカーで物語をかたってはいけない。b
昔、6Days7Nightsっていうクソ映画があったんだが、この映画の主演女はラストに不倫相手のハリソン・フォードに
愛の告白する際に、かつての夫に別れをつげてからではなく、別れる前に告白をした。
これってもしハリソンに交際を断られたら、元のサヤに収まるって考えだったんだよな。これとカールじいさんは同じ。
そりゃ目的達成後は家をぶっ壊しても、なーんも良心は痛まねーだろ。レースだって優勝後に車が壊れても、ヘでもねーよ。
目的達成のために誘拐されたトリを見捨て、、子供も追って出て行ったのに、それでもすぐに追わずに悩んだあげくに
助けに行くという腰の重さを見せつけておいて、前夜に旅たった敵の飛行船に次のシーンで追いついてるってアリエネェだろ。
この映画は自分の選択についてのしっぺ返しがオープニングにしかない。しかもそのオープニングがめちゃくちゃ重いのに
物語が始まるとその重さが完全に無視される。しゃべる犬はありでも、戦闘機を操縦する犬はやりすぎだろ。b
そのピュアさと背負う現実の厳しさに、カールじいさんが無力だということを逃げずに描写したことにある。ただし中盤まで。
このしっかりとした軸があったから、カールじいさんは家を捨てられたし、夢とは何か?ということを再考させた。
「覚えているのはクダラナイことばかりなんだ」
このセリフは痺れるだろ。b